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今春一番で施工する大名墓の笠部分の加工途中経過です。大名墓とは文字通り昔の大名が建てるような豪華なお墓で、正面に日本家屋のような装飾が施されています。これを和形の竿石の上にかぶせます。更に笠の上に蓮台を乗せるのですが今回は高さを出すので更に長い相輪を付けます。これから磨き作業に入りますが幅75センチ厚さ30センチの大物ですので恐らく重さは350キロくらいあるはずです。5月ゴールデンウイークまでには完成できる見込みです。デザイン墓石全盛期ともいえるほど洋型墓石が多くなり最近ではこの大名墓や五輪塔、宝篋印塔(ほうきょういんとう)などの仏塔が建たなくなりました。日本の伝統ですので残して行きたいお墓です。
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