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久しぶりに和型のお墓を建墓しましたのでご紹介します。大雪霊園規格墓所には和式型5㎡、和式型6㎡、洋式型5㎡の3バリエーションがありますが、今回は和式型5㎡の新規建立です。思い起こしてみると今シーズン2基目の和型墓石です。もう1基もやはり大雪霊園規格墓所でした。旭川市営墓地などの一般墓所や観音霊苑規格墓所でも和洋型墓石は建立しましたが完全な和型のお墓は皆無でした。それほど洋型墓石やデザイン墓石が普及したという事になります。背景には両家墓や一族墓など複数の家で1つのお墓にするという事が多くなったこと、ここ10数年で大きな地震での和型墓石の倒壊などが多く発生したこと、和型墓石の蓮華台の価格が職人減少により高騰しており和型墓石全体で見ると洋型墓石よりかなり高額になること、宗教離れが進み無宗教でお墓を求める方が増えたことなどが挙げられます。そう言えば昨年も和型のお墓は2基程度しか建てなかったのですが蓮華台は付けませんでした。神道の墓石もありますから完全に和型のお墓が消えることはないと思いますが、今後も和型墓石の建墓数は減少していくでしょう。洋型墓石やデザイン墓石も素材にアートガラスを使うなど墓石業界は益々変化していきます。
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