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旭川市営愛宕墓地で和型のお墓が完成しましたのでご紹介します。オーソドックスな和型墓石は年々建墓数が減っていてデザイン墓石の建墓数が多くになっていますが、やはり日本の伝統とも言えるこの形がお墓だというお客様もいらっしゃいます。今回建立させて頂いた蓮華台と伏せ蓮華(返り花とも言います)が付いた最高級和型墓石は加工の難しさや職人の減少によって現在ではかなり高額なお墓になっています。フロアは石貼りにして草が生えないようにし、お墓への参道も滑らない様に磨き落としをして工夫しています。シンプルな外柵の組み合わせは、和型墓石に多い門柱を付けるという概念を取り払い、墓誌と収納付きベンチを手前に配置することにより存在感を演出しています。和型墓石でもこう言う工夫をすることでシンプルで洋風デザインに近い墓所を構成する事も出来ます。終の棲家”お墓”をデザインするという事…100人のお客様がいれば100のデザインを考えお客様にご提案するという事…長いあいだ墓石業界でお墓に向き合ってきた私の信条です。
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