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柏木ヶ岡墓地での基礎工事

9月23日、秋のお彼岸中日です。お墓じまいの受注件数が激増して解体工事が忙しい中で、同じ解体工事でもリフォームや移転工事に伴う解体工事もあります。お彼岸前に着工した柏木ヶ岡墓地での4坪の基礎工事の進捗状況です。メタルフォームの基礎枠組み、鉄筋組み迄完了済みで生コン打設を待っている状況です。お彼岸中日という事もあり、工事はいったん中断して明日以降工事再開です。こちらの案件は旭川市営墓地3坪からの移転工事です。墓石本体や付属品は工場で化粧直しをして再使用しますが、外柵は3坪と4坪で寸法が合いませんので新しく製作となります。4坪の基礎はここ近年の墓所工事の中では面積の広い方ですが、この後同じ柏木ヶ岡墓地内のリフォーム工事で8坪の基礎工事に取り掛かる予定です。基礎工事担当者もここまで大きな基礎は数年ぶりだと興奮気味に話していました。生コン車が横付けになるにも関わらずポンプ車を使うようです。8坪ともなれば生コンをスコップで掻いて均すだけで重労働らしく、そのほかの作業に支障が出ないようにとの配慮との事です。私が担当した墓所工事の中で最大坪数は10坪ですが、40年を超え墓石業界に携わってきた中でも3、4件くらいしか記憶にありません。本州から納骨式に参列された方はその大きさに驚き、このお墓は1000万円ですか?2000万円ですか?と聞かれた覚えがあります。2坪、4㎡、3㎡と近年どんどん小さくなっていく墓所区画、現在800mm×800mmの面積の新墓所造成が検討されています。

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