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砂利敷きから石貼りへのリフォーム

大雪霊園で自社施工した墓石にリフォーム工事を施しましたのでご紹介します。平成15年から造成販売開始された現在の大雪霊園ですが自由墓所7.5㎡と12㎡はデザイン性が高い霊園となっていてほとんどの墓石が基礎立ち上がり部分を腰石でカバー、フロアも御影石貼りのお墓が多数を占めています。一部コンクリート基礎が見えているお墓やフロアにあえて砂利を敷いているお墓もありますが長年経ってくると基礎は表面が劣化してきます。水の流れた後や苔が生えたり黒カビが生えたように変色が起きることも多々あります。フロアの砂利敷きも白を中心とした5色混ざっている様な化粧砂利だと5,6年くらいから汚れが目立ってきてお客様によっては化粧砂利を交換される方もいらっしゃいます。今回は自社施工した墓石でしたが施工当時左右と後ろの腰高部分はコンクリートむき出しになっていました。参道石の左右と上段墓石の左右は砂利敷きでした。前述同様の理由から化粧砂利を撤去して左右に白御影を使用してフロア石貼りと致しました。今流行りのツートンカラーモデル同様の仕上がりになり豪華さも出たと思います。問題は左右と後ろの腰高部分です。ここは15mmの余裕しかなく腰石を追加するには通常基礎コンクリートを60mm~75mm斫らなければなりません。当然ベンチや外柵も一時的に外さなければならず大掛かりになってしまいます。しかし建築石材を扱う弊社では10mmや12mmの建築用石板がありますので石材ボンドの貼りしろを残しちょうどよく収まりますのでそのままで工事ができます。少し目地の本数が多くなりますが見た目も綺麗ですし耐久性もアップします。新築から数年経ってちょっとだけリフォームをお考えの方、いかがでしょうか。