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観音霊苑で規格墓所建立その2

観音霊苑規格墓所で洋型墓石を建立しましたのでご紹介します。タイトルのその2とあるように1つ区画を空けて、たまたま同じデザイン、同じ石材色となりました。共にオプションは付けていませんので彫刻のみの違いとなりましたが、それぞれの施主様が彫刻にはこだわりがあり、こちらの施主様とは13回の彫刻打合せの後、このデザインに決まりました。彫刻への白着色も無しです。デザインは大きく違うもののいずれも桜の花の彫刻です。最近流行りのサクラ、ユリ、バラの花の彫刻は今やどの墓地霊園に行っても見かけるようになりました。文字では絆、心、ありがとうなどが多いですね。大雪霊園でもそうですが観音霊苑でもやはり和型墓石より洋型墓石の数が多く、昔とは逆転現象が起きています。この傾向は今後も続くと思われ益々和型墓石の建墓数は減っていくでしょう。私個人的にも今年度の和型墓石契約数はわずか1件のみでした。ここ観音霊苑の規格墓所和型は新和型として縦に長い和型スタイルでデザイン性のある和型にしたつもりですが、それでもお問い合わせもありませんでした。蝋燭や線香を供える事からも仏教離れだけが進んだのではなく、和型の墓石が減った理由は南無阿弥陀佛の六字名号や先祖代々之墓と彫刻するという考え方が薄れたのだと私的には結論付けています。