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カムイに眠る

秋のお彼岸前に旭川市営墓地で新規建墓致しましたのでご紹介します。前回ブログのタイトルは” そよかぜ ”でした。文字通り、” そよかぜ ”とだけ竿石に彫刻したという事でしたが、今回のブログタイトルは” カムイに眠る ”です。人気のバリアフリーデザインに対面ベンチ、ベンチ下に組み込み収納、雛壇に洋型デザイン墓石と墓誌を設置したモデルです。竿石と墓誌、花立類は濃いグレーの石材を使うことにより、アールを多用し柔らかい印象のデザインをグッと引き締まったイメージにまとめました。竿石にはブログタイトル通り” カムイに眠る ”の崩した筆文字と大雪連峰の山並み、飛んでいく渡り鳥を彫刻し、更に福寿草のデザインを取り入れました。門柱にも福寿草を迎え合せに彫刻しました。最近多くなった家名を入れないお墓です。更に家紋も入れていませんがこの選択が後々お墓じまいしなくて良いお墓になっていきます。名前や家紋、南無阿弥陀佛などと彫ってしまうと親族血族であるにもかかわらず、名前が違うとか宗派が違うとかいう理由で誰でも入れるお墓、誰でも継承できるお墓ではなく限定的になってしまう事から、お墓じまいをしなければならないという結果を招いてしまいます。私たちは両家墓を超えた一族墓をお勧めしています。