· 

銘板の彫刻

当社には東神楽町工業団地に本社社屋に併設して自社工場があります。自社工場には暖房設備が整っていて冬期間も原石の切削、研磨、文字彫刻をしています。今取り掛かっているのは比布町の小学校、中学校の校舎に取り付ける学校名の銘板です。”比布町立比布中央学校”となっていますが比布中央小学校と比布中学校が合わさってこの名称になりました。比布町では数年前中学校校舎を新築する際、既存の小学校敷地内に新校舎を建設して渡り廊下で接続し行き来ができるようにしました。国の教育政策も大きく変化して北海道教育委員会でも小中連携、一貫教育実践事業を立ち上げていることからこの様な形になったんだそうです。実際に共有スペースがあったり教職員が行き来し授業乗り入れや小中交流活動などがされているのだとか。9年間同じ学校に通うことで誇りを持ち心に残る学び舎とするコンセプトなんですね。小中学校一体となった新たな学校名の銘板は黒御影石を使用し文字を浮き上がらせるように周りをサンドブラスト機で彫刻しています。写真は半分ほどまで彫刻したところです。お墓以外にもこの様な建築石材にかかわる石も作成しています。