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ガラスのお墓の施工が進んでいます。ここ数日雨の為中断していますがあと1日で完成の予定です。写真は工場内で彫刻を終えたガラスを天井クレーンで吊っているところです。これから傷がつかないように6面とも保護の為ゴムシートを貼って養生し、パレットに発泡スチロールを敷いて梱包します。ガラスのサイズは横900mm縦600mm、厚みが120mmあります。合わせガラスではありますが約160kgありますので石材と比べてもほぼ変わらない重量です。石材だと同じ寸法で白御影で144kg、黒御影で192kgとなりますのでその中間くらいの重さです。施工現場では黒御影系石種をインドM-10、赤御影系をインドライチレッドのツートンカラーで建墓を進めています。竿石のガラスが彫刻のメインで左右に飾り柱と笠石が付いてガラスを四方から囲むようなデザインになっています。アートガラスのお墓ではまずここまでのサイズは他には無いでしょう。それほどガラス素材としてはかなりの大物で、作成を担当したガラス工房でも一度は、この厚さまでは無理と言われた寸法です。今後アートガラスを使ったお墓を建てて行く中でも、今回のお墓を超えるガラスのサイズは恐らく無いでしょう。完成したら改めてご紹介したいと思います。
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